Windows 1.0から11までの歴史、興味深い10の事実とは

Windows Centralはこのほど、「10 Facts you probably didn’t know about Windows」において、Windows 1.0 から11までの歴史に関する10の興味深いエピソードを紹介した。Windows 1.0が1985年11月20日にリリースされてから今年で40年を迎えるが、その劇的な進化の過程で歴史に埋もれてきた事実を知ることができる。


10 Facts you probably didn’t know about Windows|Windows Central

Microsoft創立10周年の節目に歴史を振り返る

Bill Gates氏とPaul Allen氏は、1975年4月4日にMicrosoftを設立、このほど50周年を迎えた。今回、これを記念にWindowsの歴史を振り返るという記事が掲載された。次の10の事実が、具体的な説明とともに取り上げられている。

  • Windowsは当初は「Microsoft Interface Manager」と呼ばれていた
  • Windows 95で初めてプロダクトキーによるアクティベーションが導入された
  • WindowsはかつてはMS-DOS上で動作していた
  • ブリーフケースは2台のコンピュータ間でファイルを同期する、今のクラウドストレージのような存在だった
  • Windows XP以前には本当の意味でのユーザープロファイルは無かった
  • Windows 1.0のアプリの一部はWindows 11でも引き続き動作する
  • ディスクフォーマットダイアログは30年以上同じコードを使用している
  • TrueTypeフォントはWindows 3.1で初めて導入された
  • Ctrl + Alt + DeleteはIBMが作成したデバッグ用機能だった
  • Windows 1.0では最低256KBのRAMが必要だった

Windows 95以降の話については、古くからのWindowsユーザーであれば懐かしいと思えるものもあるかもしれない。MS-DOSなども、今となってはその名称自体が懐かしい。Windows 95以前のバージョンでは、OSとしてのの基本機能はMS-DOSによって提供されており、Windowsはあくまでもグラフィカルなユーザーインタフェースを提供するものだった。

Windows 1.0時代のアプリが今でも動作するのは少々驚きである。具体的には次のアプリが挙げられている。

  • 電卓
  • ペイント(ペイントブラシ)
  • メモ帳
  • 時計
  • コントロール パネル

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これらのアプリは、もちろんWindows 1.0の時のままというわけではなく、時代とともにアップデートされているが、コア機能は変更されていないとのこと。ペイントなどは、最近ではAI機能の搭載によって著しい変化を遂げているが、これが40年前から続くアプリであると思うと感慨深いのではないだろうか。

Windowsのさまざまな設定を行うコントロール パネルは、現在はその役割の大半を設定アプリに譲っているものの、まだ一部の機能はコントロール パネルに依存している。しかし、Microsoftは現在、Windowsの設定を設定アプリに一元化する作業を進めているので、早晩コントロール パネルも過去のものになるかもしれない(参考記事:Windows 11、コントロールパネルのサウンド設定の一部を移動か | TECH+(テックプラス))。

情報元
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20250408-3170928/