アプリの使用履歴を残さない方法は? – いまさら聞けないiPhoneのなぜ

ここでいうアプリの使用履歴とは、特定のアプリを起動したかどうか、そのアプリをいつ/どのくらいの時間使用したか確認できる情報、という意味でしょうか? アプリの使用状況を他者に知られないための方策を知りたいものと推察しますが、それは「ある程度しかできない」が答えとなります。

iPhoneのシステム(iOS)は、起動されたアプリの名称や使用時間などの情報をログとして残しており、Macと接続しXcodeを利用するなどの方法で確認することができます。ログの取得方法を知る人物の手にかかれば、どのようなアプリが存在しいつ起動されたか、という情報などかんたんに知られてしまいますから、アプリの使用履歴を完全に隠ぺいすることは困難です。

しかし、一見ではバレない程度に存在を隠せばいいという場合は、iOS 18で追加された「アプリの非表示機能」が役に立つかもしれません。非表示に設定されたアプリは、Face ID/Touch IDで認証された人物でなければ表示できず、Appスイッチャー(画面下部中央から情報へスワイプすると現れる、これまで起動されたアプリが並ぶ画面)にも履歴が残りません。通知は表示されないしSpotlightやAppライブラリで検索してもヒットしないため、よほどiPhoneに通じている人物でなければ非表示アプリの存在に気付かないはずです。

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なお、スクリーンタイムが有効な場合は、保護者など権限を持つ人物の手にかかれば起動の有無や使用時間を調べることはかんたんです。「設定」→「バッテリー」画面でも、バッテリーの消費量でアプリの使用状況を調べられますから、非表示に設定したからといって安穏としてはいられませんよ?

非表示に設定したアプリは、一見ではバレない程度に存在を隠せますが…

情報元
https://news.mynavi.jp/article/20250129-iphone_why/