ワードパッドはメモ帳よりも少し高度な機能と対応フォーマットを持ち、Wordよりは軽量なワープロアプリとして親しまれてきた。しかし、十分なコンピューターリソースを利用できるようになった現在ではワードパッドが必須となるシーンはほとんどなくなっており、2023年9月に非推奨リスト入りした。Microsoftは代替アプリとして、.docや.rtfなどのリッチテキストドキュメントにはWordを、.txtなどのテキストドキュメントにはメモ帳を使うことを推奨している(参考記事:Microsoftからのお知らせ、ワードパッドは非推奨 | TECH+(テックプラス))。

これらの3つのアプリがいつ削除されるのかは明言されていなかったが、今回の発表で、Windows 11 24H2に含まれないことが正式に明らかになった。

Windows 11 24H2のその他の変更

Windows 11 24H2には、新しい省電力機能やWindows版のsudoコマンド、Windows カーネルのRust実装への置き換え、Wi-Fi 7のサポート、ファイル エクスプローラーでの7-zipおよびtarアーカイブのサポートなど、非常に多くの新機能や機能拡張が含まれている。AIアシスタントのCopilot for Windowsも進化する。

今回、Release Previewチャネル向けに公開されたWindows 11 24H2のプレビュー版によって、ユーザーは正式リリースよりも早くこれらの新機能を試すことができる。なお、CanaryチャネルおよびDevチャネル向けのビルドはすでに24H2に基づくものになっている。

Windows 11 24H2はRelease Previewチャネルに参加してWindows Update経由でインストールするほか、次のWindows Insider ISO DownloadのページからISOファイルをダウンロードしてインストールすることもできる。

情報元
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240527-2953125/