「Adobe」のサブスク「ライセンス」を格安で販売 約80万円売上か 中国人の夫婦を逮捕

ソフトウェア大手「Adobe(アドビ)」の商標権を侵害した疑いで、中国籍の夫婦が逮捕されました。

夫婦は、インターネットオークションで団体向けのアプリケーションサービスを個人向けとして不正販売していたとみられています。

商標法違反の疑いで逮捕されたのは、中国国籍のウェイ・シン容疑者(47)と妻のジアン・フイリン容疑者(40)です。

■団体向けの「Creative Cloud」のライセンスを個人向けとして格安で販売か

2人はおととし、共謀の上、「Adobe Inc」のサービス「Creative Cloud(クリエイティブ クラウド)」の商標をインターネットオークションの販売で使用した疑いがもたれています。

「Creative Cloud」は、一定期間利用できる権利に対して料金を支払う「サブスクリプション形式」で編集ソフトなどを利用できるサービスです。

警察によると、2人は何らかの方法で入手した団体向けの「Creative Cloud」のライセンスを個人向けとして格安で販売するなどしておよそ80万円を売り上げていたということです。

警察は2人の認否を明らかにしていません。

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■夫婦が使用のネットオークションのアカウントには約8000件の出品 

2人が使用したアカウントには8000件ほどの出品があり、他のコンピュータソフトも不正に販売していたとみられていて、警察はライセンスの入手方法などを詳しく調べています。

情報元
https://www.fnn.jp/articles/-/663604