Microsoftは11月14日(米国時間)、「Announcing Generative AI Captions|Bing Webmaster Blog」において、Microsoft Bingの検索体験を向上させより効率的なブラウジング体験を提供する「Generative AI Captions」機能について発表した。
インターネット検索エンジンで検索を行った場合、表示される検索候補のURLリンクの下に、それぞれ短い説明文が表示される。この説明文は「スニペット」と呼ばれており、metaタグに指定された説明文が使われることもあれば、Webページの内容から自動的に生成されることもあり、そのあたりは検索エンジンの処理に依存している。
今回Microsoftが発表した「Generative AI Captions」(生成AIキャプション)はこのスニペットの生成にGPT-4を利用するといったもの。検索クエリを分析してWebページからユーザーがほしいと考えている関連性の高い情報を抽出しスニペットに変換してから表示する。これまでよりも検索結果に表示される情報がユーザの求めるものになりやすく、ユーザの検索体験を向上させると説明されている。
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生成AIによるスニペット生成を避けたい場合にはWebページに「NOCACHE」または「NOARCHIVE」のタグを指定すればよいとされている。また、「MAXSNIPPET」や「NOSNIPPET」などのメタタグも機能する。
「Generative AI Captions」を使うにあたって、ユーザーは特別な操作を行う必要はない。Microsoft Bingで検索を行うと自動的に「Generative AI Captions」機能を使って生成されたスニペットとそうではないスニペットが混在した状態で表示されるようになっており、知らないうちにこの機能を使っている状態にある。
情報元
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20231117-2820194/