新しいMicrosoft Teams一般提供開始、メモリ使用量を50%削減

Microsoftは10月5日(米国時間)、「Announcing general availability of the new Microsoft Teams app for Windows and Mac – Microsoft Community Hub」において、新しいMicrosoft Teamsの一般公開を開始したと発表した。Windows、Mac、教育セクターのユーザーが対象となっている。同時に、仮想デスクトップ基盤(VDI: Virtual Desktop Infrastructure)および政府クラウドユーザー(GCC、GCC-H、DoD)向けの新しいMicrosoft Teamsのパブリックプレビュー版も公開されている。

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Microsoftは2023年に入ってから構築し直した高速でスマートなMicrosoft Teamsのパブリックプレビュー版の公開を行った。この新しいMicrosoft Teamsは従来のバージョンと比較してメモリ使用量が50%削減されていながら、最大2倍高速に動作するという特徴がある。

さらに、カスタムの業界固有アプリ、サードパーティアプリ、ブレイクアウトルーム、7×7ビデオ、コールキュー、PSTN通話、チャットおよびチャネルでのコンテキスト検索など、ほぼすべての機能でこれまでと同等な機能を実現したと説明している。

今回の一般提供版にはマルチテナント組織(MTO)やマルチテナント、マルチアカウント(MTMA)のサポートが含まれており、複数のテナントとアカウントを越えてシームレスなクロステナント通信とコラボレーションが可能になっている。この一般提供版は、今後数カ月かけて自動的にアップグレードが行われていくため、ユーザーは特に移行作業を行う必要はないとされている。

また、この新しいバージョンのMicrosoft TeamsはMicrosoft Copilotといった次世代AI体験の基盤となることも言及されている。Microsoft Teamsで動作するCopilotは会話の主なポイント、アクションアイテム、決定事項などを迅速にレビューしてまとめることができ、長いスレッドを読むことなく会話を把握するといった操作を簡単に行えるという。

情報元
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20231008-2786894/