YouTubeがヨーロッパの一部の国で提供していた、広告なしで動画を視聴できる低価格のサブスクリプションプラン「YouTube Premium Lite」を2023年10月25日で提供終了すると発表しました。
YouTube is axing its ad-free Premium Lite subscription plan – The Verge
https://www.theverge.com/2023/9/25/23889917/youtube-premium-lite-subscription-discontinued-retired
YouTubeでは、動画やライブ配信の視聴中に広告が表示されたり再生されたりします。2018年から提供されているYouTube Premiumは広告なしで動画を視聴できる有料サブスクリプションプランで、さらに動画のオフライン再生やバックグラウンド再生、YouTube Musicの利用、YouTubeの新機能の先行体験が可能になります。
このYouTube Premiumの機能を「広告の非表示」のみに絞ったプラン「YouTube Premium Lite」が、2021年にベルギー・デンマーク・フィンランド・ルクセンブルク・オランダ・ノルウェー・スウェーデンといったヨーロッパの一部の国で提供されました。通常のYouTube Premiumが月額11.99ユーロ(約1890円)であるのに対して、YouTube Premium Liteは月額6.99ユーロ(約1100円)と低価格になっているのが特徴です。
しかし、IT系ニュースサイトのThe Vergeは、YouTube Premium Liteの加入者あてに「2023年10月25日以降、YouTube Premium Liteの提供は終了します」という内容のメールが届いたと報じています。メールではさらに、「広告ありでのYouTubeの視聴に戻る」か「YouTube Premiumに加入する」かを選ぶ必要があるとも書かれていたとのこと。ただし、YouTube Premium Liteの加入者には、YouTube Premiumの1カ月無料試用が提供されるそうです。
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海外オンラインフォーラムのResetEraでも、YouTube Premium Lite加入者が同様のメールを受け取ったというスレッドがあり、「YouTube Musicを使わないのでYouTube Premiumは高価に感じる」「YouTubeの広告が本当に最悪を極めてきたので、プランの金額が現状のままであればYouTube Premiumに文句はない」「音楽ストリーミングサービスをYouTube Musicに絞るのであれば悪くないと思う」「YouTube Musicを使っているのでYouTube Premiumでも許容できるが、YouTube Musicでチェックしたアーティスト関連の動画がYouTubeのフィードを侵食するのは最悪」などの意見が投稿されていました。
情報元
https://gigazine.net/news/20230926-youtube-premium-lite-retired/