Appleは現地時間8月17日、macOS Ventura 13.5.1を公開しました。これにより、7月24日にリリースされたmacOS Ventura 13.5において、位置情報サービスの設定に影響するバグが修正されているとのことです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1.macOS Ventura 13.5.1が公開される。
2.macOS Ventura 13.5で、位置情報に関する不具合が発生。
3.macOS Ventura 13.5.1で位置情報に関する不具合が修正される。
macOS Ventura 13.5.1が公開
macOS Ventura 13.5がリリースされて以来、Macユーザーは位置情報の設定に問題があり、このバグによって各種アプリの位置情報サービスへのアクセス許可をコントロールできなくなっていると訴えていました。
macOS Ventura 13.5では、システム設定>プライバシーとセキュリティ>位置情報サービスにアプリの一覧が表示されないため、位置情報サービスの利用許可または不許可を選択することができず、位置情報にアクセスできるアプリを確認することもできません。また、新規インストールアプリが位置情報を取得できない不具合も生じています。
Appleのリリースノートによると、macOS 13.5.1でこれらの不具合が修正されたため、今後、位置情報サービスは期待通りに動作するはずだということです。
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アップデート後、位置情報サービスにアプリの一覧が表示される
筆者がmacOS Ventura 13.5.1にアップデートした後に確認したところ、システム設定>プライバシーとセキュリティ>位置情報サービスには、アプリの一覧が表示されており、アクセス許可のコントロールができるようになっていました。
最新バージョンは対象となる全てのMacで、システム設定の「ソフトウェア・アップデート」より無料でダウンロードできます。