ツイッターのロゴ 青い鳥から「X」に変更へ 経営環境厳しく戦略変更

 アメリカの実業家のイーロン・マスク氏は去年、買収したツイッターのロゴを青い鳥から「X」に変更する考えを表明しました。経営環境の厳しさが背景にあります。

マスク氏は22日、「まもなくツイッターブランドとすべての鳥に別れを告げるだろう」と投稿しました。

2012年から使われてきたツイッターのシンボル、青い鳥のロゴを「X」に変更します。

ツイッターの運営会社「X社」のイメージに合わせる狙いがあるとみられ、色も青から黒に変更する案を示しました。

この発表を受けて「ツイッター消滅」「XJAPAN」などの関連ワードが日本でもトレンド入りし、ロゴ変更を惜しむコメントも出ています。

ツイッターは厳しい経営環境に直面しています。

今月、サービスが始まったアメリカのメタ社の短文投稿サービス「Threads」は登録者が5日間で1億人を超え、競争は激しさを増しています。

マスク氏は今月、「ツイッターの広告収入が最大50%減少しているうえ、多額の負債を抱えているため、キャッシュフローは依然としてマイナスだ」と投稿しました。

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マスク氏はツイッターを去年10月に440億ドル、約6兆4000億円余りで買収した後、従業員を大幅に削減するなど合理化も進めていますが、財務状況は思うように改善していません。

さらに、ツイッター上の有害コンテンツを巡る広告主などの懸念も取り沙汰されています。

マスク氏は「コンセプト全体を見直すべきだ」という考えを明らかにしています。

X社は動画配信や決済機能なども持つアプリを目指す構想も示していて、思い切った戦略の転換を図ろうとしています。

情報元
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000308676.html