チャンネル登録者数67万人を誇る韓国ユーチューバーカップルの発言が物議を醸している。
7月9日、20代の韓国人カップルが運営しているYouTubeチャンネル『カヨイキウギYoiki』では、「日本旅行予算30万ウォン、彼女は喜ぶだろうか?」というタイトルの映像を公開された。
この動画は2人が北九州市を旅行するという内容。まず、北九州空港に到着した2人は、空港の外の壁画を見ることに。画に描かれた飛行機を見た2人は、「神風がある」と話した。
続いて近くのコンビニでミネラルウォーターを購入して飲んだのだが、「あ、やっぱり味が違うね。少し福島の味」と発言したのだ。
(画像=YouTubeチャンネル『カヨイキウギYoiki』)問題の発言シーン
この映像を見た日本のネットユーザーは不快感をあらわに。それだけでなく、韓国国内からも「多少不適切な冗談」という指摘を相次いだ。この動画が物議を醸すと、ヤフージャパンの検索語で「福島の味」が1位に上がったりもした。
問題が大きくなるや、同ユーチューバーはコメントを発表。「映像の中の内容が不快に感じた方がいらっしゃれば謝罪する。ところが、日本の方々が“私たちがセウォル号を嘲弄すればいいのか?”とおっしゃっているが、汚染水の放流と第2次世界大戦が、セウォル号事故と梨泰院事故と同一線上で比較される内容なのか分からない」と反論。
そして反論コメントにも憂慮混じりの指摘が殺到すると、結局「映像の中の内容が不快に感じた方々に謝罪する。残留水放流に関して話題が多く、風刺的な意味合いで冗談を言ったが、福島という単語が日本人には地震被害の全般的な痛みとして残っていることを今回知った。当該部分は削除する」と頭を下げた。