ノートPCの価格を不正表示 富士通出資の販売企業に措置命令

ノートパソコンを通常時よりも安く販売しているようにみせる二重価格表示をしたのは景品表示法違反(有利誤認)にあたるとして、消費者庁は23日、富士通が出資する販売企業「富士通クライアントコンピューティング」(川崎市)に、再発防止などを求める措置命令を出した。

発表によると、対象になったのは富士通ブランドのノートパソコン「ライフブック」シリーズ15商品。同社は、自社サイトでウェブ価格を表記した上で、その価格よりも安いキャンペーン価格として販売。しかし実際はウェブ価格で販売した実績はなく、不当な「二重価格表示」と認定された。一部商品では、期限内に購入した場合に限りさらに安い価格で購入できるかのような表示をしていたが、実際はその期限が過ぎても同じ価格で販売していた。同社は「適正な広告表示を順守し信頼回復に努める」とするコメントを出した。

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消費者庁によると、民間調査会社が出したノートパソコンの販売台数で、富士通クライアントコンピューティングはシェア2位だった。【阿部絢美】

公式声明
https://www.fujitsu.com/jp/group/fccl/about/resources/news/press-releases/2023/0623.html

情報元
https://mainichi.jp/articles/20230623/k00/00m/040/251000c