YouTubeが収益化条件の緩和を発表 登録者の条件は1000→500人に半減

YouTubeがパートナープログラムの資格要件を変更すると発表しました。

YouTubeが収益化の条件を緩和

YouTubeパートナープログラム(YPP)は、YouTubeがクリエイター向けに提供している仕組みで、YouTubeで広告収入などを得るためにはこれに参加する必要があり、YouTuberにとっては必須のプログラムとなっています。

従来YPPでは、①チャンネル登録者が1000人以上、②直近12カ月の動画の再生時間が4000時間以上または、直近90日間のショート動画の視聴回数が1000万回以上という資格要件が設けられていました。

13日に、YouTubeに新たなに発表された資格要件は

①チャンネル登録者が500人以上
②直近12カ月の動画の再生時間が3000時間以上または、直近90日間のショート動画の視聴回数が300万回以上
③直近90日に投稿された動画が3本以上

です。登録者は1000→500と半減、再生時間も4000時間→3000時間と緩和、ショート動画は1000万回→300万回と3分の1以下に緩和されました。ただし、これまでにはなかった条件として、直近90日間の動画の本数3本以上が加えられています。

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今のところ日本は対象外

この資格要件は、まずアメリカ、イギリス、カナダ、台湾、韓国で数週間以内に導入されるとのこと。日本は対象外ですが、今後はYPPが利用できるすべての国で導入予定となっていますので、いずれ日本にも導入される見込みです。

今回の条件緩和で、多くのクリエイターに収益を手にするチャンスが広がりますが、動画の本数にも縛りが設けられたことで定期的な更新も求められるようになります。例えば、数カ月に1度しか動画を投稿しない「カルマ」(登録者数182万人)や、今年5月になって「新年の挨拶」を投稿した「瀬戸弘司」(同162万人)などは、今回の条件に当てはめると、YouTubeからの収入がストップしてしまうことになります。

情報元
https://mdpr.jp/news/detail/3797578