メルカリには、気に入った商品に「いいね!」を付ける機能があります。出品者からすれば、「いいね!」が付くと「商品が買われるかも」と期待してしまうのですが、その後なかなか購入につながらないことも。そのような場合はどうすれば良いのでしょうか。まずは「いいね!」の意味合いから簡単に確認していきましょう。
メルカリにおける「いいね!」の意味合い
メルカリを見ていて「これ、気になる」と思った商品に押すのが「いいね!」です。そうすることで、マイページの「いいね!一覧」で気になる商品を管理できるようになります。もう1度見たいと思ったら、商品の検索に戻らなくても良いので、手間がかかりません。
通知設定をしていれば、他のユーザーがその商品にコメントをしたり、販売価格が下がったりしたら通知が来るので、商品の動きを随時追えるのも「いいね!」をするメリットです。
中には、気になった商品に「とりあえず」の感覚で「いいね!」を付けている人もいます。買うかどうか分からないけれど、念のためという感じです。
出品者からすれば、「いいね!」が付くと買ってもらえるのでは? という期待が生まれてしまうもの。だからこそ、購入に至らないとモヤモヤした気持ちになってしまうのです。
季節が変わると売れないこともある
「いいね!」がたくさん付いていても、その商品が季節性の物の場合には、だんだん売れにくくなる傾向にあります。例えば冬にアウターを出品すると「いいね!」が付きやすいのですが、そのまま出品を続けていて春や夏になると、売れにくくなってしまうのです。
1度「いいね!」をすると、自分で取り消さない限りずっと付いている状態になるので、おそらく自分でも忘れているのだと思います。季節性がある商品の場合には、「いいね!」がたくさん付いていても時季を逃すと売れにくくなるので注意しましょう。
国内最大級の品揃え【DMMブックス】ロリポップ!
ファッション雑誌No.1 宝島社公式通販サイト『宝島チャンネル』
「いいね!」がたくさん付いているけれど、売れない場合の対処法
たくさんの「いいね!」が付いてもなかなか売れない場合には、以下3つの対処法が有効といえるでしょう。
1. 値段を下げる
ユーザーが「いいね!」を付けても購入しないのは、販売価格が高いと思っている場合が多いです。そもそも、販売価格に納得していれば即購入されるわけですから、値段に問題があると思って良いでしょう。
対処法は、値段を下げるのが1番手っ取り早いといえます。ただし、「いいね!」をした人に価格が下がったことが通知されるのは、元々の販売価格よりも10%下がった場合です。例えば1000円で出品していたものならば、900円以下にしないと通知されないのです。ちょっとずつ下げても通知されず、気づいてもらえないのはもったいなですから、10%を意識して値段を下げるようにしてみましょう。
2. 出品者自身がコメントをする
もし10%以上の値下げでは難しくて、少しの値下げにとどまるのであれば、コメント欄を活用するのも1つの方法です。「いいね!」をしたユーザーがお知らせ・通知設定で「いいね!した商品へのコメント」の通知をオンにしていることが条件になりますが、誰かがコメントをすると通知されるようになります。それは出品者自身がコメントをしても同じです。
例えば1000円から950円に値下げをした場合には「値下げしました!」とコメントをすれば、「いいね!」をしたユーザーに通知されます。他のユーザーが値下げ交渉のコメントをした場合も通知されるので、それを見て焦って購入することもあります。
3. 商品の編集をする
「いいね!」をしてくれた人だけでなく、他のユーザーにも買ってもらいやすくすることも考えていきましょう。その方法の1つがメルカリ上で、商品の表示順位をなるべく上の方にすることです。
そもそも商品を見てもらわないと、購入につながりませんから、ユーザーの目にとまりやすいところに表示させるのです。
メルカリでは商品の編集をすると、商品が表示される場所が変更されます。キーワードやカテゴリで検索したとき、上の方に表示されるようになるのです。そうなると探している人の目に付きやすくなりますよね。
また更新されたタイミングが商品説明に記載されるので、新しく出品されたイメージもあります。商品の編集では、「いいね!」が消えることはないので、その点も安心です。
「いいね!」が商品購入につながるために
「いいね!」をつけるということは、その商品が気になっているということ。そのため売れる可能性が高まっているのは確かですが、必ずしも購入されるとは限りません。その場合には、ここで紹介したようなちょっとした工夫をしてみると、購入につながるかもしれませんね。