しぶとく残るIE 11、Microsoftがリタイア計画をアップデート

MicrosoftはWindowsから「Internet Explorer 11」(IE 11)を引退させるために長い時間かけて取り組んでおり、2023年2月14日にほぼ最終段階となるIE 11の恒久無効化が実施された。この変更以降、IE 11へのアクセスはMicrosoft Edgeへリダイレクトされることになった。この変更は不可逆とされており、実質的にIE 11が終了を迎えたことになる。

しかし、IE 11はまだ完全には消失していない。Microsoftはこうした情報を「Internet Explorer 11 desktop app retirement FAQ – Microsoft Community Hub」において公開しており、随時アップデートを行いながら最新の状況を伝えている。

IE 11は完全に削除されておらず、例外的なシナリオではまだIE 11へのアクセスが可能になっている。しかしMicrosoftは2023年5月18日(米国時間)に情報をアップデートし、今後数カ月でIE 11にアクセスできる例外的なシナリオの一部もMicrosoft Edgeへリダイレクトするようになると説明を追加した。

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また、WindowsにはまだIE 11のアイコンといったUI要素が残っている。これまでこれらはスケジュールに従って削除されると説明されてきたが、今回のアップデートで削除するタイミングを組織が制御できるようになると変更された。これは、ユーザーからの要望を反映したものだと説明されている。

細かな変更はあるが、基本的にIE 11の完全削除へ向けた取り組みに変更はなく、今後も作業が進められるとされている

情報元
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230521-2683744/