iPhoneに「野良アプリ」入れられるように? App Storeの独占懸念が背景

これは朗報となるのか…?

iPhoneとAndroidスマートフォンの違いって、いろいろ挙げられはしますけど、Androidの自由度に対し、iOSにはセキュリティの高さがあるって評価が一般的です。

そもそもApple(アップル)は、オフィシャルなApp Storeを経由せずして、いかなるアプリも使えないという基本的なスタンスを貫いてきましたよね?

ところがこのほどWinBuzzerは、次のiOS 17からそれが大きく変わるかもしれないと報じていますよ!

App Storeの独占を懸念か?

Bloombergが第一報となっていますけど、どうやらAppleは、EUで施行のデジタル市場法(DMA)を意識しているみたいです。

iOSでApp Storeからのアプリやサービス導入しか許可されない現状は、ユーザーの権利を奪い、市場独占の疑いがあるとするDMAの規制をクリアするため、いわゆる「野良アプリ」ともよばれる、サードパーティからの提供不明元のアプリでも、iOSを搭載するデバイスで「サイドローディング」してインストール可能にする変更が、iOS 17から適用される可能性があり、詳しくはWWDC 2023にて正式に発表されるんだとか。

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もしiPhoneやiPadにて、自由にApp Storeを経由せずして、さまざまなアプリをインストールできるようになるならば、これはもうiOSが始まって以来の大変革を意味することになるでしょう。

しかしながら、いくら規制を意識するとはいえ、ユーザーがそこまで自由自在にコントロールできるとも思えません。Appleが、簡単にセキュリティやプライバシーを犠牲にするとは考えられませんし、あと著作権の問題なんかも出てきそうです。

とはいえ、時代の流れからして、なんらかの妥協策が講じられる可能性はあるでしょう。iOSを巡る噂も豊富なWWDCが、メチャメチャ楽しみになってきましたね~。

情報元
https://www.gizmodo.jp/2023/04/sideloading-is-available-on-ios.html