集中力を奪う誘惑多すぎ…。
集中しなきゃと思いつつも、どうしてもできない時ってありますよね。普段から注意力が散漫な人なら尚更です。そこにインターネットが加わってしまうと、集中なんてほぼ無理! ネットの誘惑多すぎ! そこで開発されたのが生産性向上、集中力アップを謳うウェブブラウザ「Sidekick」です。
ノイズを無くして集中力アップ
Sidekickは仕事に不必要な広告やリンクを排除(ブラウザ運営は広告収入ではなくサブスク型として進めるビジネス方針)し、ネット上のノイズを最小限に抑えます。ちょっとクリックしてみよっかなーすらさせないブラウザなんです。
このブラウザを開発したSidekickは、2021年3月に200万ドル(約2億円)の資金を調達。実際にADHDの人たちにブラウザを使用してもらったところ、ほかのブラウザと比較し「集中力が飛躍的に上がった」という声が集まりました。
TechCrunchの取材にて、Sidekickの創業者兼CEOのDmitry Pushkarev氏はこう語っています。
昨今のブラウザは仕事用ではなく、Webページを消費するために作られているのです。このギャップが何百万というユーザーにとっては痛手となります。ウェブによる干渉を減らすことで、不安を減らし仕事や生活の質を上げられると考えています
求められる医学以外の選択肢
昨今、ADHDに関するビジネスは増えています。たとえばADHDの人に理解を示し、生活する上での長期的スキルを共に考えてくれるクリニックなどを紹介するニューヨークのスタートアップInflowやロンドンのHelloSelf、生産性アップ系ブラウザにもArcやVivaldiなどがあります。
アメリカでは昨年、ADHDの薬が在庫薄になるなど、薬以外の選択肢も求められています。tekun
Sidekick
https://www.meetsidekick.com
情報元
https://www.gizmodo.jp/2023/03/adhd-sidekick-adderall-private-browser-jpn.html