米メディア・娯楽大手パラマウントは16日、同社傘下の各ストリーミングサービスでの総会員数が1000万人以上増加したと発表した。一方、Disney+(ディズニープラス)は200万人以上の減少、ESPN+とHulu(フールー)は小幅ながらも着実な伸びを見せている。以下に、2022年12月31日時点の主要ストリーミングサービスの会員数をまとめた。
・Netflix(ネットフリックス):2億3075万人、9月より766万人増
・Disney+:1億6180万人、9月より240万人減
・パラマウント(Paramount+、Pluto TV、Showtime、Noggin、BET+を含む):7700万人超、9月より1080万人増
・Paramount+:5600万人、9月より990万人増
・フールー:4800万人、9月より80万人増
・ESPN+:2490万人、9月より60万人増
・Peacock(ピーコック):2000万人超、9月の1500万人超から増加
HBO Max(HBOマックス)とDiscovery+(ディスカバリープラス)を所有するワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、まだ最新の会員数を発表していない。アップルの「AppleTV+」とアマゾンの「Prime Video(プライム・ビデオ)」は、契約者数を公表しない方針を取っている。
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ネットフリックスは今年、同居人以外とのアカウント共有防止策を取ることから、会員数が増加する可能性がある。またワーナー・ブラザース・ディスカバリーは昨年、傘下のDiscovery+とHBOマックスを統合したサービスを今年中に開始すると発表している。だが米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは今月8日、Discovery+は独立したサービスとして維持され、新サービスはHBOのコンテンツに加え、Discovery+のコンテンツの多く(全てではない)を提供するものになると報じた。情報筋によると、同社の経営陣は、新サービスへの移行に伴う料金の値上がりが約2000万人いる現会員の退会につながることを懸念し、方針を転換したとのことだ。