設計ソフトとともにそのライセンス認証システムを不正に回避できるプログラムをインターネットオークションに出品した疑いで千葉県の男が逮捕されました。
商標法違反などの疑いで逮捕されたのは千葉県に住む職業不詳の男(38)です。
男は去年8月、2回にわたりインターネットオークションでオートデスク・インク社が販売する設計ソフト「AutoCAD」など2つの製品を同社の許諾なしに類似した商標を使用し、設計ソフトを出品。
定額料金の支払いが必要なサブスクリプションサービスにも関わらず、このライセンス認証システムを回避することができるプログラムを一緒に出品し、販売した疑いがもたれています。
警察によりますと、男は300万円ほど売り上げていたということです。
警察の調べに対し、男は「クラック品を売ったことは間違いない」と容疑を認めていて、警察が余罪などを詳しく調べています。