Windows 11と10でDirectX/Direct3Dが正しく動作しなくなる問題発生

Microsoftはこのほど、Windows 11およびWindows 10のサポートページの既知の問題リストを更新し、更新プログラムKB5019980、KB5019961、およびKB5019959をインストールしたユーザの環境でDirectXまたはDirect3Dを使用するアプリが正常に動作しない問題が発生していることをアナウンスした。同社は、修正が利用可能になるまでの間の暫定的な回避策として、30.0.101.1190より新しいバージョンの Intel グラフィックス ドライバーをインストールする方法を紹介している。

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この問題の原因となっているのは2022年11月8日にリリースされた次の更新プログラムだという。KB5019980はWindows 11 22H2向けに、KB5019961は同21H2向けに、KB5019959はWindows 10の各バージョン向けにリリースされたセキュリティ更新プログラムである。

これらの更新プログラムを適用した環境では、DirectXまたはDirect3Dを使用してコンテンツをレンダリングするアプリやゲームにおいて「apphelp.dll エラー」が発生する可能性がある。Microsoftでは、30.0.101.1190より新しいバージョンのIntelグラフィックスドライバーをインストールすることで、この問題の発生を回避可能と説明している。最新のIntelグラフィックスドライバーはIntelの次のページからダウンロードできる。

Microsoftでは現在この問題の解決に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供する予定となっている。

情報元
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230215-2591570/