Microsoftは、Windows向けのアプリストアであるMicrosoft Storeへの広告表示を正式にスタートしようとしている。「Microsoft Store広告」は、ストアで公開しているアプリを検索結果に表示されやすくする、プロモーションのための新サービス。2022年8月に発表され、現在はランディングページが公開されて正式に利用登録を受け付けている。
Windows Developer Blogは2月2日、「Developers, meet Microsoft Store Ads」において、Windowsアプリの開発者に向けて、より幅広いユーザーにリーチするための手段としてMicrosoft Store広告を利用するように呼びかけている。
Microsoftは記事の中で、開発者がユーザーに対してより簡単にアプリを提供できるよう、WindowsのMicrosoft Storeをモバイルアプリストアと似た配布エクスペリエンスを実現するよう再設計したと説明している。開発者が公開中のアプリに対して広告の作成を行った場合、Microsoft Store上では[Ad]のアイコンと共に広告が表示されるようになる。広告は、検索結果と、[アプリ]および[ゲーム]タブに表示されるという。
Microsoft Store広告の動作に関する詳細は、Microsoft Advertising Blogの次の記事でも紹介されている。
現在、すべてのWindowsアプリの開発者がMicrosoft Store広告を使って広告キャンペーンを作成する準備ができているという。Microsoft Store広告の始め方としては、組織のマーケティングチームを介して、Microsoft AdvertisingのアカウントマネージャまたはMicrosoft Storeの担当者にコンタクトを取るか、下記ランディングページよりMicrosoftにコンタクトを取る方法が提示されている。
Microsoft Store広告では、Storeで公開されたアプリやゲームを持つ開発者のみが広告キャンペーンを実行できる。そのため、広告として表示されるアプリは、あくまでもユーザーの文脈に沿ったものになるとMicrosoftは説明している。
情報元
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230206-2583764/