メルカリで出品者から発送された商品が購入者に届いたら、購入者は受取評価をします。それによって、出品者に売上金が入る仕組みです。しかし中には、商品が届いたことに満足してしまい「うっかり受取評価を忘れてしまった」なんて購入者もいるかもしれません。そうするとなかなか売上金が入らず、出品者はヤキモキしてしまいます。
この記事では、もしも受取評価を忘れてしまった場合の流れや対処法について解説していきます。
出品者は購入者からの受取評価を待っている
商品を発送した後、出品者は購入者からの受取評価を待っています。繰り返しになりますが、受取評価をしないと、出品者に売上金が入ってこないからです。と言っても受取評価をされたからすぐに売上金が入るわけではなく、以下のような過程があります。
購入者が出品者に受取評価をする
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出品者が購入者を評価する
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取引完了となり、売上金が入る
いずれにしても、受取評価が遅くなると、それだけ売上金が入ってくるタイミングが遅れてしまうというわけです。出品者が売上金を使って何か買いたいと思うこともあるでしょう。それに、人の心理として売上金はできるだけ早く手にしたいと思うのは当然のことです。
受取評価が遅くなるとマイナス評価になることも
受取評価が遅くなると、出品者からマイナス評価を付けられてしまうことがあります。購入者からすれば「そんなことで?」と思うかもしれませんが、受取評価が遅いことを不快に思う出品者がいるのは事実。売上金を使う予定だった場合などは、余計にいら立ってしまうものでしょう。
受取評価をうっかり忘れないためにできること
では受取評価を忘れないために、購入者側は何ができるのでしょうか。
■商品確認後すぐに受取評価をする
受取評価を忘れてしまうのは、商品到着から時間が経過してしまうからです。取引は終わっていないのですが、届いた商品に満足してしまうと、そこがゴールだと思えてしまうこともあるでしょう。もちろん商品に満足できるのは良いことですが、確認をしたらすぐに受取評価をするクセを付けると忘れることはなくなるでしょう。
■「購入した商品」を定期的にチェック
メルカリでたくさんの商品を購入していると、どの商品に受取評価をしたのか分からなくなってしまうことがあります。整理するためにも、メルカリの「マイページ」→「購入した商品」から定期的に確認をしましょう。ここで受取評価をしたのかをチェックすれば、受取評価をしないまま数日たってしまうことはなさそうです。
自動的に取引は完了されるものの……
受取評価がされないままでは、出品者に売上金が入らないのでは? と思ってしまいますが、発送通知をした8日後の13時以降かつ、購入者側の最後の取引メッセージから3日後の13時以降に、出品者からメルカリ事務局に取引完了を依頼できます。取引画面に専用のフォームが表示されるので、そこから依頼することになります。
また購入者から受取評価や事務局に問い合わせがなければ、発送通知をした9日後の13時以降には、自動的に取引が完了します。この場合、互いの評価はできません。出品者の中には「購入者にマイナス評価をしたい」と思う人もいるので、これに関してはちょっと悔しい思いをしてしまうかもしれません。
忘れていることに気付いたら、すぐに受取評価をする
購入者が受取評価をしなくても、出品者から事務局に依頼ができたり、自動的に取引が完了したりするものの、やはり受取評価をし忘れていることに気付いたら、すぐに対応した方が良いでしょう。事務局が取引を終わらせれば評価はされないのですが、出品者からブロックされる可能性があります。もし同じ出品者から何度も買いたいと思うならば、ブロックされると購入ができなくなってしまいます。
一方で、なかなか受取評価をしないと出品者からはマイナス評価をされることもありますから、それは覚悟をしておいた方が良いでしょう。
コメントを残すと印象が良くなる
うっかり忘れていた受取評価を数日後にした場合、取引メッセージで出品者に「遅れてすみません」とコメントを残すのがおすすめです。筆者もなかなか受取評価がされない取引があって、どうしたのかなと心配してしまうことがあります。そのようなときに「遅れてすみません」といったメッセージがあると、購入者に対する不信感が軽減されるのです。人によっては、それまでマイナス評価をしようと思っていても「まあいいか」と気が変わるかもしれません。出品者の気持ちを穏やかにする効果も期待できるというわけです。
メルカリで同時期に多くの商品を取引していると、受取評価をうっかり忘れてしまうことがあるかもしれません。しかし出品者のモヤモヤを軽減させるためには、遅れたことを素直に謝ることも大切です。