他人には話さない方がいい「ドケチ」と思われてしまう「メルカリ行動」

メルカリを使っていると、さまざまなユーザーに出会います。中には、「ちょっとケチだな」と思ってしまうユーザーがいるかもしれません。自分では決して「ケチ」とは思っていないのですが、他の人からすると引いてしまう行動もあります。

ネットオークション暦18年、フリマアプリ歴8年以上の筆者が、メルカリで「ドケチ」だなと思ってしまう人の特徴を出品者/購入者それぞれの視点で紹介します。

メルカリで「ドケチ」と思われてしまう購入者の行動

購入側で「ドケチ」と思われてしまうのは、主に値下げ交渉の時です。

・極端な値引き
販売価格の半額にしてほしいなど、極端な値下げは出品者から「ケチだな」と思われてしまうことがあります。もちろん値段を下げてほしい気持ちは理解できるのですが、値下げ幅が大きくなると「もう少し高い値段で買ってくれ!」と思ってしまうもの。

出品者はメルカリへ10%の販売手数料の支払い、送料の負担もあるので、余計にそう感じてしまいますよね。出品者からすれば「ケチ」の裏には「失礼」という思いもあるのでしょうけれど、他の人から見てもあまり好感が持てないことになってしまいます。

・10円、20円の値引き
値下げ交渉の金額が数十円の場合もあります。極端な値下げ交渉もケチと思ってしまうのですが、少額の方が「ドケチ」と感じてしまうことも少なくありません。例えば580円に対して30円の値下げのようなイメージです。コメントのやり取りをする手間や時間を考えたら、30円の値引きであればそのまま購入した方が効率的のように思えてしまうこともあるからです。

余談ですが、筆者は過去に1円の値引き交渉を受けたことがありました。1111円で出品中の商品に対して「1110円にしてほしい」との依頼があったのです。キリの良さを求めるなら111円の値下げかなと思いますし、筆者も111円の値下げならいいかなと思って販売価格を決めています。1円の値下げをして1110円に変更をしたのですが、結局購入されませんでした。イタズラだったのか、それとも間違いに気づいて交渉が面倒になったのか理由は分かりませんが、そんなことも起こり得るということです。

・1%に満たない値下げ
ドケチと思われる値下げ幅は、具体的な金額だけではなく割合でも同じです。高級ブランドの商品が15万8900円で出品されていたとして、900円の値下げを依頼されたら、「そのくらいの値下げならば、しなくてもいいじゃん……」と感じてしまうこともあるでしょう。もちろん、値下げ交渉をする側からすれば何らかの事情があるのでしょうけれど、商品に対する値下げ幅の割合が少ないと、「ケチ」と共に「謎」と思われてしまうこともあります。 

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メルカリで「ドケチ」と思われてしまう出品者の行動

次は出品者の立場で「ドケチ」と思われてしまうことです。

・数十円の値下げに応じない
購入者のところでも触れた数十円の値下げです。出品者として応じないと、「ケチだな」と思われてしまうこともあります。ここは出品者と購入者のどちらの立場で見るかで違ってくるのでしょうけれど、例えば「30円ほどなら値下げをすればいいのに」と感じてしまうユーザーもいるということです。

ただ値下げは強制ではありませんし、出品者のスタンスもあります。当然値下げを一切しないと考える出品者もいることは忘れてはいけないでしょう。

・梱包材節約のためにルールを守らない
メルカリで商品を送る際には、梱包材を使用します。すでに家にあるビニール袋や紙袋を使うのは良いのですが、再利用ができない梱包材を再度使おうとするのはケチと思われてしまうかもしれません。「宅急便コンパクト」の梱包材がそれにあたります。

専用の梱包資材は1つ70円(税込)ですので、少しでもコストを抑えたいと思うと、その箱も再利用したくなる気持ちは分かります。しかし再利用はルール違反。「ドケチ」と思われるだけではなく、非常識と思われてしまうこともあるかもしれません。

・「メルカリで売るから、それちょうだい」と申し出る
不用品をメルカリに出品してお金に変えようと考えることは、何ら問題はありません。ただし、それが自分の不用品であればという話になってきます。メルカリで売ってお金を得るために、他人の不用品を貰おうとする人がいると聞いたことがあります。

例えば子どもの洋服のお下がりです。もちろんメルカリで売るとは言わないのですが、お下がりをあげても、それを着ているところを見たことがない……。そんなこともあるようです。たまたま知り合いとの会話の中で「メルカリで売った」という話を聞いて理由が分かったという知人がいるのですが、さすがに「え?」と思ってしまったそうです。「ドケチ」という気持ちがある一方で、何だか失望してしまったと言っていました。

他の人から「この人はケチだな」と思われるようなことをしてしまうと、「ケチ」では終わらないことも少なくありません。特に出品に関しては、非常識な人と思われたり、もう付き合いたくないと思われたりするケースもあります。そうなるとリアルな人間関係に支障をきたすかもしれません。自分では「ケチ」と思っていないことほど、意識して考えることも必要かもしれませんね。

情報元
https://allabout.co.jp/gm/gc/495962/