M2 Extremeの搭載を断念し、M1 Ultra後継チップであるM2 Ultraを搭載して発売されると噂の新型Mac Proについて、Mac Studioとの違いが少なすぎて予想販売価格に見合わない=もはや不要ではとMacworldが指摘しています。
デザインは同じ、メモリ増設不可と噂
Macworldは、「噂されているように、新型Mac Proの特長が拡張性だけであれば、Mac Studioとの1,000ドル(約15万円)の価格差に納得できるものではない」と述べています。
Appleシリコンを搭載する新型Mac Proは、現行モデルと異なりメモリの増設ができないと予想されています。
同製品の筐体は現行モデルの半分の大きさになるとみられていましたが、これは変わらない模様です。
そうなると、Mac Studioとの違いは「拡張性」「素晴らしい、おろし金のようなデザインの筐体」「税込97,800円のホイールを装着可能」が主なところになりそうです。
Mac Studioとの性能差が30%、価格差が約15万円?
Macworldは、新型Mac ProとMac Studioの性能差を30%と予測、それと拡張性だけのために1,000ドル(約15万円)支払うユーザーがいるとは思えないと記しています。
IT之家は、2022年に販売されたMac Proは1,000台以下にとどまったと述べています。
新型Mac Proが噂通りの仕様で発売された場合、安くなるであろう現行モデルのユーズド品が人気を集めそうです。