富士通株式会社は12月23日、FENICSインターネットサービスに関するネットワーク機器からの不正な通信について発表した。「FENICS」は「Fujitsu Enhanced Information and Communication Services」の略称で、富士通が提供する企業向けネットワークサービスの総称。富士通によると12月9日に、FENICSインターネットサービスを構成する一部のネットワーク機器に関して、外部への不正な通信を確認したという。
富士通では必要な対策を実施するとともに、対象の顧客に個別に報告を行っている。富士通からの報告を受けて株式会社TKCでも12月23日に、TKC会員事務所向けに提供しているメールサービスが不正アクセスを受けた可能性について公表している。
TKCによると、当該ネットワーク機器はTKC会員事務所向けに提供しているメールサービス(ProFITメール)で使用されており、調査の結果、不正な通信の影響で下記の時間帯にProFITメールで送受信したメールが、外部から閲覧できる状態にあった可能性が判明したとのこと。
2022年11月7日17時30分~17時40分(10分間)
2022年11月8日10時45分~11時00分(15分間)
2022年11月8日15時40分~15時50分(10分間)
TKCでは、上記の時間帯にメールを送受信していたTKC会員事務所に同事象の発生について連絡を行う。
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情報元
https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2022/12/29/48712.html