「Microsoft Edge」の一部環境に、[検出]というサイドバーアプリが追加されているようです。パブリッシャーは「edge:discover」となっており、Dev版「Edge 100」で言及されていた機能でしょうか。閲覧ページについて「Bing」が知っている追加情報を教えてくれたり、複数の検索エンジンでキーワードを検索することができます。
[検出]サイドバーでは、「あらすじ」(おそらく「概要」の意)と「サイト情報」の2つをチェックできます。
あらすじ
「あらすじ」セクションには、閲覧サイトに関する説明が表示されます。コーポレートサイトの場合は「Bloomberg」、それ以外の場合は「Wikipedia」からとられている場合が多いようです。
また、閲覧ページによっては「こちらもおすすめ」と称して類似ページを提案したり、関連キーワードを表示してくれます。クリックするとリンク先のWebページ(モバイル表示)がサイドバーに表示されるので、閲覧ページだけでは十分な情報が得られなかったり、他の視点からの情報を得たい場合などに活用するとよいでしょう。
サイト情報
「サイト情報」セクションには、「Bing」や「Edge」から得られた匿名データの分析結果が表示されます。具体的には月間トラフィックの推移、当該ページがどの国から閲覧されているか、訪問者がどのようにそのページを見つけたか(検索エンジンまたは他のサイトからのリンク)、どのサイトからリンクされているのかなどがわかります。
日本で「Google」ほどのシェアを持たない「Bing」の情報ですので、どこまで実情を反映しているのかはわかりませんが、参考にはなるでしょう。分析データはWebサイト単位だけでなく、Webページ単位でもチェック可能です。
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複数のエンジンを用いたキーワード検索
また、「Google」などの検索エンジンで[検出]サイドバーを開くと、複数の検索エンジンでキーワードを検索できます。この機能は「インスタント結果」や「パースペクティブの検索」などと呼ばれているようで、初回利用時の提案で[いいですね]をクリックすると有効化されます。
これを利用すると、メインの閲覧ページで行ったWeb検索に連動して、[検出]サイドバーでもWeb検索(モバイル表示)が行えます。Webブラウザーの既定エンジンが「Bing」の場合、サイドバーでは「Google」、「Yahoo」、「DackDackGo」の3つをタブで切り替えられるようです。セカンドオピニオンとして有用で、ときどきWeb検索エンジンを見比べてみるのも新しい発見があって面白いなと感じました。
情報元
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/1455632.html