音声アシスタントをめぐる環境は厳しい? アレクサの事業にも見直し報道

実は想像以上に厳しい…?

音声で語りかけると、その内容をAI技術で分析し、さまざまなフィードバックを自動で返してくれる音声アシスタント。Apple(アップル)のSiriやGoogleアシスタント、さらにはAmazon(アマゾン)のAlexa(アレクサ)などなど、スマホにスマートウォッチ、スマートスピーカーなどなどで大活躍ですけど、まさかのアレクサをめぐる事業見直し報道が、ロイターから流れていますよ!

音声アシスタントは赤字?

WSJ(ウォールストリートジャーナル)からの情報として、ロイターは、Amazonが不採算事業部門の見直しを進めていると報じました。そのなかにはアレクサを擁するデバイス部門が入っているらしく、同部門は年間50億ドル以上の営業赤字を計上しているとまで指摘。しかしながら、同じ報道において、アレクサは引き続き重要な事業投資分野であり、その将来について同社は楽観的だとも伝えられています。ただちにアレクサがサービス打ち切りになるなんてことはないものの、莫大な開発費を注ぎこみ、新機能をドシドシ追加してくるような展開は望めなさそうですね。

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音声アシスタントをめぐっては、日本の国産AIと期待もされていたLINEの「CLOVA Assistant」も、サービスの完全終了がアナウンスされました。自由自在に音声コマンドで操作し、自然に語りかけるだけで、なんでもフィードバックが得られる未来には、暗雲が垂れこんでいたりするのでしょうか? 便利ではあるんですけど、プライバシーの問題とか、ビジネス面では思うほど自由に攻めこめない分野だったりするのかもしれませんよね。

情報元
https://www.gizmodo.jp/2022/11/amazon-alexa-business.html