日本におけるフリマアプリといえば「メルカリ」を連想する人が多いと思いますが、他にも「楽天ラクマ」や「PayPayフリマ」などがあります。ユーザー数が最大規模のメルカリと、手数料5%という安さが特徴のPayPayフリマの間に入っているのが、楽天ラクマ。実は他にはないサービスも充実しています。
この記事では楽天ラクマをあえて使う5つのおすすめポイントを解説していきます。
ポイント1. クーポンの発行頻度が高い
楽天ラクマは販売手数料が6.6%で、メルカリの10%、PayPayフリマの5%の間に入っています。PayPayフリマのほうが販売手数料が安いので、出品者が支払う販売手数料の観点では、楽天ラクマの優位性はあまり感じられません。ただし、出品した時に売れやすくなる機能はあります。
まずは出品者と購入者の両方にメリットがあるポイントを紹介します。
楽天ラクマは、クーポンの発行頻度が他のフリマアプリと比べると高いのが特徴です。例えば2022年10月24日時点では、すべての商品に使える3%OFFのクーポンが発行されています。しかも1人につき5枚。割引金額に上限がないので、値段が高いものを買う時に使うとお得です。他にも5%OFFや7%OFFのクーポンが出ることもあります。クーポンを使うと購入側にメリットがあるのはもちろんですが、実は出品者にとっても大きなメリットがあるのです。楽天ラクマを使うユーザーの中には、クーポンが発行されるのを待ってから商品を買う人もいます。筆者も例外ではなくて、ほしいものに「いいね!」をして管理をしておいて、クーポンが出たら買うようにしています。
ポイント2. 楽天スーパー還元機能がある
楽天ラクマは、楽天グループが提供するフリマサービスです。楽天経済圏の中にあるので、他の楽天関連サービスと同じように楽天キャッシュを上手に活用できます。楽天ラクマの「楽天スーパー還元機能」は出品者が設定することで、購入者に楽天キャッシュが還元される機能です。ポイントの還元率は1~20%以内で設定ができます。楽天スーパー還元が設定されている商品ならば、購入者にとってはメリットがあります。一方、出品者はその分を支払わないといけないので、損をしてしまうのでは?と思ってしまいますよね。出品者には全くメリットがないように感じてしまいますが、出品した商品に“お得感”を出すには楽天スーパー還元が大いに役立ちます。
楽天ラクマで値下げ交渉をする際、価格に関しては履歴が残りません。そのため安くなっていることが伝わりにくく、購入につながらないこともありました。その点、楽天スーパー還元ならば、楽天キャッシュが還元されることが購入者に明確に分かるので、お得感が出てくるのです。普段の買い物でも、ポイント還元率が高いものを買ってしまうこともあるでしょう。それと似た感覚で楽天ラクマの商品も買ってもらいやすくなる仕組みです。
ポイント3. ポイント消化ができる
次は購入者にとってのメリットを解説していきます。
楽天ラクマでは、支払いに楽天ポイントを使うことができます。使用期限が近い楽天ポイントが少し残っていた場合には、楽天ラクマで格安商品を買えばポイント消化ができます。例えば300円の商品もありますし、普段自分が使っているものが安く出品されていることもあるかもしれません。そのような買い物の時に楽天ポイントを使ってしまえば、ポイントの有効活用になります。
ポイント4. ラクマ公式ショップで安心安全に買える
楽天ラクマには「ラクマ公式ショップ」があり、ブランド物や中古スマホなどを安心して買うことができます。ラクマ公式ショップは楽天ラクマが認めたお店なので、ブランド物の真贋鑑定もしっかり行っています。
中古スマホに関しては端末はすべて初期化されていますし、専門のスタッフによる検品やクリーニングも済んでいます。また、不具合があれば発送後30日以内であれば返送可能です(目に見えてダメージがあり、激しい損傷がある場合は除く)。さらにネットワーク利用性補償があり、購入から2年以内なら返品が可能となっています。スマホは日常的に使う物ですから、トラブルがないように公式ショップから購入するのもよさそうです。
ポイント5. キャンペーンが多い
楽天ラクマはキャンペーンを開催することが多々あるので、それを上手に活用していきましょう。
2022年10月24日時点では、販売経験がない人限定で、最大2000ポイントがもらえるキャンペーンが開催されていました。販売数に応じてランキングされて、1000位以内に入るとポイントがもらえるという内容です。参加できるユーザーの条件はありますが、このような時に一気に出品をするとポイ活にもなります。
楽天ラクマの魅力は、基本的には楽天ポイントが絡んでくるものが多いといえます。楽天経済圏を活用した取り組みですし、ポイ活をしている人には魅力的ですよね。フリマアプリというと手数料や配送料に目がいきがちです。でも、トータルでお得かどうかを見極めていくと、よりお得に賢くフリマアプリを活用できるかもしれませんね。