米ウォルト・ディズニーのボブ・チャペック最高経営責任者（ＣＥＯ）は14日、動画配信サービス「Ｈｕｌｕ（フールー）」を「ディズニー＋（プラス）」と統合することを検討していると明らかにした。実現すれば、米国で同社の映画・テレビ番組をオンラインで視聴する場合の選択肢が一つになる。
国内最大級の品揃え【DMMブックス】
Xserverドメイン
※米Huluでのお話です。日本のHuluではございません。
チャペック氏はゴールドマン・サックス・グループ主催の通信・メディア会議で、ディズニープラスは既に海外で「スター」ブランドを通じ大人向けにプログラムを提供していると説明した。
ディズニーではフールーとディズニープラスをひとまとめにして割安価格で提供するサービスが成功していると、チャペック氏は説明。両サービスを統合すれば、アプリ切り替え時の消費者のストレスが解消されるとした。
フールーとディズニープラスの統合には、コムキャストが保有するフールー株式33％前後をディズニーが取得する必要がある。ディズニーが2024年にもコムキャストの持ち株を買い取ることで両社は合意しているが、チャペック氏は取得を早めたい考えを示した。
ディズニーはスポーツの動画配信サービス「ＥＳＰＮ＋」も手掛けている。
コムキャストのブライアン・ロバーツＣＥＯは、チャペック氏の発言後に同じ会議で、フールーが売りに出されるのであれば同社買収に関心があると表明。フールーが入札にかけられれば、コムキャストの持ち分にはより高い値が付くこともあり得ると指摘した。ディズニーとコムキャストの合意では、独立した立場の専門家がフールーの価値を評価することになっている。
情報元
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-15/RI9459DWLU6F01
