ソーシャル・ネットワーキング・サービス(英: Social networking service; SNS)とは、Web上で社会的ネットワーク(ソーシャル・ネットワーク)を構築可能にするサービスである。英語圏では “SNS” という頭字語は日常の文章や会話で用いられておらず、social mediaや単にsocialなどと呼ぶ。
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SNSは具体的なメリットがなければタダの「時間泥棒」
あなたがFacebookやツイッター、LINEなどのSNSを頻繁に使っているとしたら、次のようなプレッシャーにさらされていないでしょうか? 毎日友人の投稿を読んでは義理で「いいね!」を押さなくてはなりません。コメントが来たらスグに返事をしないと……、誕生日にはものすごい数の「おめでとう」メッセージがきて、御礼の返事をしなければいけないのもプレッシャーですよね。LINEを使っていて、「既読」表示が出ているのに返事がこないとストレスがたまる。反対に自分がメッセージを読んだのに返信しないと罪悪感がある……。そう感じる人も多いのではないでしょうか。もちろん、SNSにはたくさんのメリットがあります。自分でビジネスをしている人にとっては、告知や集客、ブランディングのための重要なツールになり得るでしょう。たとえばLinkedInは、グローバルに活躍したい人にとって、世界のプロフェッショナルと仕事ができるチャンスが広がる非常に便利なツールです。かつての同級生や友人と再会できたとか、離れて過ごす家族や知人の様子を知ることができる、というメリットもあります。
長文を投稿する「かまってちゃん」にストレスを感じたら
一方でSNSは、「誰かとつながっていたい」という不安を解消してくれるツールでもあります。
友人の経営者に聞いた話ですが、自分の周りに、自己満足的な内容の長文を多数投稿している人がいるとすれば、おそらく「かまってほしい」という願望が強い人だそうです。そういう人は、自分の投稿に対する「いいね」の数に非常に敏感で、他人のウォールにも頻繁に「いいね」ボタンを押す傾向がある。そこには、「あなたのコメントにいいねを押すから、私のコメントにもいいねを押してください」という感情があるのだそうです。しかしそれは、日常のストレスがひとつ増えたようなものです。そこで、「毎日チェックするのに疲れた」と感じたとすれば、一度SNSから離れてみるのもよいでしょう。判断基準は「リターン思考」です。SNSに費やした時間に対して、どれくらい具体的な収穫はあったかを考えてみる。負担のほうが大きいと感じたら、それはSNSから距離を置くサイン。最初は落ち着かない気分になっても、すぐに慣れる。そして1週間もすれば、実は何も困らないことに気がつくはずです。たとえば、あなたが仕事に関するコメントを書いて、それを見た誰かが「こんな人を知っているから紹介するよ」という反応があり、新たな関係が構築できたならば、有効な使い方です。でも、もしそういう具体的なメリットがないのなら、すっぱりやめてしまうのもひとつの選択です。実際、私の周りのお金持ちの人、富裕層でも、フェイスブックをやっていない人の割合は低くありません。彼らは、「それやって何がうれしいの? 何の価値があるの?」と聞いてきます。
いずれにせよ、費用対効果を考えてみることです。1日1時間、SNSに費やすとしたら、その1時間でできるはずのことを、あきらめなければならないということなのですから。